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対物時価超過補償特約について

★ どういう意味なの?て感じの特約です。これは実際事故に遭遇して全損という事を理解しないとありがたみが沸かない特約です。しかしながらこれほど役立つ特約はなかなかありません。

 交通事故で必ずもめるのが対物全損です。双方責任があり50対50のケースであればそんな問題にもなりません。逆に20対80や追突の100対0の事故で相手方が全損になると最悪です。仮に追突して相手方の修理代が50万で、時価が20万だと20万しか補償されません。それで被害者は加害者に自己負担を要求してきて揉める訳です。法律上は賠償する必要はありません。それ故保険会社も払いません。CUTS_304.JPG

 相手から連絡がきたら「保険会社と話してください。」と冷静に対応すればOKですが、なかなかそうは問屋がおろしません。そんな時にこの特約が付いていると上限がありますが修理代を保険会社が賠償してくれる訳です。

 事故を起こした人・契約者は、相手方から差額を賠償して欲しいという連絡から逃れることができます。さらには保険会社の賠償担当者の負担も減るでしょうね!

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管理人の見解

 日本の裁判所の考え方としては、賠償はあくまで時価が限度です。修理代金が賠償対象になると古い車をワザとぶつけて高額な修理代金の不正請求するという不当利得を防ぐ目的があります。一方この判例の為にホントに困っている人が多いのも事実であり、全損は事故当事者・保険の支払い担当者に取っても頭が痛い問題です。

 そんな悩みを解決する為に生まれた特約ですが、あくまで修理が条件で未修理請求等不当利得を防ぐ為に約款に明記されています。

 自動車保険はあくまで法律上の賠償責任を担保する為のシステムですが、実態を鑑みてトラブル回避の為に法律上の賠償責任以上の賠償をして交通事故を円満に解決する為の商品といえます。まだなかなか商品としては浸透していませんが、いずれ拡大していくのではないでしょうか?