自動車保険に自賠責保険は必須です
自動車保険を選ぶ時は殆どが任意自動車保険の比較です。自賠責保険を比較検討する人はまずいないでしょう。日本のシステムによれば自賠責保険を契約しないと車検が通せませんので、みんな車検を依頼する会社に自賠責保険の契約も一任しているのが現状です。
自賠責保険は各社差はありません。強制保険ですから自動車損害賠償保障法にのっとり査定基準も同一ですし、大きな会社に加入したから何かメリットがあるわけでもありません。
任意自動車保険を比較検討する時は、みんな自動車保険一括見積会社を利用して、1円でも安い自動車保険会社を選びますが、自賠責保険は選択の余地がありません。人によっては、自賠責保険料は任意自動車保険と同じぐらいの人もいます。(うう羨ましい)
平成17年4月に保険料の改定があり自家用乗用車で2年契約だと約30,000円です。1年で15,000円。しかも対人賠償のみしか使えません。被害者保護の為ですから已む無しですが、高いですねえ。見過ごされがちな自賠責保険とは一体なんなんでしょうか?
| 1 | 懲罰規定があります |
| 自賠責保険に加入していない車両を運転する事は法律違反です。一年以下の懲役・50万円以下の罰金・違反点数6点=免許停止の処分が下されます。任意保険には罰則規定はありません。加入したくない人は加入する必要はありません。実際任意保険加入率は70%程度です。 | |
| 2 | 割引等級制度はありません |
| 任意自動車保険は一年間事故がなければ等級があがり割引率があがります。しかし自賠責保険は無事故でも割引もないし、等級制度もありません。 それ故、軽症の対人事故では任意保険を使わずに、自分で自賠責保険の加害者請求制度(15条請求)を利用して自分で示談を進めるという事も可能です。請求方法は別に難しくありません。 ただ難しいのは軽症か否かの判断です。特に頸部捻挫(いわゆるムチウチ)は意見は様々ありますが、強く症状が出てしまう人もいるのは事実です。ポイントは治療が終了しているとか、検査通院のみですねえ。 | |
| 3 | 任意自動車保険は自賠責保険契約が前提 |
| 任意自動車保険料の計算方法は担保種目ごと、対人保険料はいくら、対物保険はいくら、車両保険はいくらと決まっています。任意自動車保険種目の中で対人保険料は一番安いです。それは自賠責保険が付いているからです。傷害で120万・死亡後遺障害で4000万まで自賠責保険に任意保険会社は支払った後に請求できるので、対人保険料は安い訳です。 それ故、自賠責保険が付いていない車両の対人保険は使えません。免責です。うっかり車検忘れて乗ってて交通事故で相手が怪我した場合、自賠責保険が切れていれば当然自賠責は使えませんが、任意保険も使えなくなりますので注意しましょう。 | |
| 4 | 自賠責保険料金引き上げ! |
| 自賠責保険はノーロス・ノープロフィットの原則で運営されています。近年自賠責保険金の支払額は増加傾向にあります。統計によるとこの10年で死傷者数は30%も増加しています。同期間の車両登録台数の増加は17%増ですから、なんらかの外的な要因により人身事故が増加してます。(マクロ経済は苦手です)それ故、2005年以降の契約については自賠責保険料の引上げが決定されました。 しかも現在交付金で契約者負担が抑えられていますが、2008年には交付金の支給も終わり更に負担額増の見込みです・・orz。 | |
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